映画「ショート・ターム」
2018年の6月企画では、会員同士の交流を図るために映画鑑賞をした後、お菓子を食べながらお互いの映画に対する感想を言い合い、親睦を深めました。
映画のタイトルは『ショート・ターム』。
ティーンエイジャーをケアするための短期保護施設で働く主人公が、葛藤を繰り返しながらも子どもたちと向き合い、過去(幼少期のトラウマ)を一緒に乗り越えていく物語です。
不安定な家庭環境の多さはこの映画の舞台だけではなく、私たちが生きる日本社会問題にもなっています。この映画を観て、自分たちはどういった環境で育ったかなどを交流し、互いの人となりを知り合うことができました。

社ゼミでは、サークル全体、現問研班、個人、さまざまな単位で定期的に映画鑑賞会を開いています。サークル全体で映画をみる際には、全体ミーティングでどんな映画を見たいか真剣に議論した上で観る作品を決めています。
互いをより深く知ることを目的としているので、多様な社会環境の中にある個人の選択や葛藤、決断、変化などを描いた作品を観ることが多いです。
「このキャラクターに感情移入した」
「逆にこのキャラクターにはむかついた」
「なんでそう思ったの?」
「あの場面はこういう解釈もできるんじゃないの?」
映画の感想を交流する中で、お互いの世界観や大事にしていること、我慢ならないこと、そう考えるに至ったこれまでの生い立ちなどが、自然と話題に上ってきます。
これまで見えてこなかった先輩・後輩・同輩の一面が見れたりするので、時には、「こいつ意外といいやつじゃん!」なんていう発見もあります(逆に「こいつの感性は全く理解できない」という遠い目をするときもあります)。
社ゼミでの学びは単に読書だけにとどまりません。小説や映画といった文化も社会を知る手段の一つです。また、「社会を知る」営みを通して「自分を知り」「互いを知る」。その一環としての映画鑑賞会でもあります。



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