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生きづらさの背景には何があるのか?

2021年度の社ゼミの活動について紹介します!

社ゼミの主たる活動の一つとして、現代問題研究会があります。

現代問題研究会では、様々な現代社会の問題に向き合い、それを研究していく活動です。

今年度は教育と家族について研究していきます。


研究会は週に2回、水曜日と土曜日に行います。

今回は水曜日の研究会、通称水曜研について紹介します。


 水曜研では、「教育」と「家族」に起こっている問題の背景構造について扱います。


 90年代以降の「新自由主義改革」の中で、非正規雇用が拡大し、賃金はますます低くなり、「女性活躍」が言われながら女性が家庭責任を重く背負わされるなど、「夫は外で働き、妻は家事・育児に専念する」という高度成長期以降の家族モデルの実体は大きく変容しています。


 しかし、大企業で正社員として働く夫と家事や育児、介護を背負う妻、「問題なく」学校に通う子ども…こうした家族モデルは依然として「普通」だと考えられています。



このモデルから「外れる」人びと、例えばひとり親、非正規労働者、DVを受けている人、登校拒否の子ども、同性愛者の人たちの尊厳とくらしは日本社会において考慮されていません。





 どうしてこんな生きづらい社会なのか、水曜研ではこうした社会現象の背景について、一緒に本を読みながら考えていきます。




 
 
 

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